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2010年05月 アーカイブ

入浴への心づかい

食事の前後1時間の入浴は避けます。

自分で入浴できない人の場合は、なにも夜と決める必要はないので、ゆったりできて明るい昼間のほうがおすすめです。

入浴の前には、まずトイレをすませるように声をかけましょう。

前もって脱衣所、浴室全体を暖めておき、居室との温度差がないようにしておきます。

風呂上りに着るものを用意しておくか、自分でできる人には忘れないで用意するよう言葉をかけましょう。

けがなど、濡れてはいけない部分はビニールで覆い、水が入らないようにテープなどで止めます。

介護する人は、濡れてもいい支度をして、ボディメカニクスを上手に使って相手の体を支えて浴室に入ります。

このときも、「手すりにつかまって、ゆっくりね」などと笑顔で声をかけてあげます。

心臓に遠い方から、ぬるめのシャワー、またはお湯をかけて、ざっと体を洗い、その後で湯船に誘います。

自分で洗える人には積極的に洗うように仕向けます。

お湯の中では、浮力がありますから、体重がほぼ9分の1になります。

関節や筋肉の動きが楽にできるので、回復の意欲にもつながります。

お風呂の温度

38度から39度のぬるめの温度が適当です。

このくらいの湯温ですと、入浴直後の血圧の変動はなく、むしろ次第に血圧は下降していきます。

しかし、日本人の好きな温度は43度くらいと高めです。

ですから、どうしても熱くしがちですが、43度の高温浴では、入浴直後に血圧が40から50ミリも上るので、日頃から、血圧の高い人には危険です。

また血圧の高い人や心臓病などの持病がある人は、胸から下だけ湯につかるほうが安全です。

ふだんから、ぬるめ(39から40度ぐらい)のお風呂にゆっくりつかる習慣をつけましょう。

ぬるめの湯にゆっくりつかる微温浴は、副交感神経が優位になり鎮静作用をもたらします。

健康な人でも、疲れたときには微温浴が大変効果的なことを知っておいてください。

熱い湯が好みの人には、初めはぬるい湯でがまんしてもらい、しばらくつかってから温度を上げるようにします。

入浴時間は全体で10分が限度です。

それ以上長くなると疲れてしまい、体によくないのです。

風呂から上がったら、体をよくふきます。

背中などは水滴が残りやすいので、自分でできる人でもふいてあげるとよいでしょう。

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