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2010年10月 アーカイブ

ネコの病気あれこれ 7

流涙症


【原因】

流涙症とは、涙液が眼瞼よりあふれ、常に涙を流している状態をいいます。


分泌過剰型と涙道の通過障害型の2つの型があります。


神経障害や慢性結膜炎などによって涙の分泌量が増えるのが分泌過剰型で、涙の分泌量が正常であるにもかかわらず、鼻涙管狭窄や涙嚢炎などにより、鼻咽頭への排泄が減少し、残った涙をまぶたより流出するのが通過障害型です。


【症状】

涙の量が多くなり、常にうるんだ目をした、いわゆる"なみだ目"になります。


目がしらから下の毛や皮膚に茶褐色のしみ(なみだやけ)が線状にできます。


ひどい場合は、皮膚がただれ、潰瘍を起こすこともあります。


ペルシャネコによくみかけます。


【看護】

涙の量を減らす目薬を点眼し、目の周囲を清潔にします。


毛や皮膚のしみには、脱色剤(オキシフル液など)を用いてもよいでしょう。


ただし、これらの液が目に入らないように充分注意して使用します。


原因となる病気の治療をしなければならないので、獣医師の診察を受けます。


ときには手術が必要です。


【予防】

毛やほこりによる持続的な眼球や結膜への刺激は避けます。


角膜炎や結膜炎などの目の病気は早めに治療します。


なみだやけを防ぐために、テトラサイクリンなどの抗生物質を食事に添加する人もいますが、好ましいことではありません。

ネコの病気あれこれ 8

角膜炎


【原因】

さかさまつ毛による角膜への直接刺激、感染や外傷あるいは結膜炎からの継発などによって起こります。


【症状】

涙をさかんに出して痛がり、光をまぶしがります。


眼球を被っている透明な角膜が白く濁り、目の中が見えなくなります。


瞬膜が突出してくる場合が多いものです。片目あるいは両目がおかされます。


【看護】

角膜に炎症が起きたら、早急な治療が必要なので、すぐに動物病院につれて行きます。


獣医師の指示に従って投薬や点眼をします。


原因除去や角膜保護のため、手術を施す場合があります。


ネコが目をこすって悪化させないように、エリザベス・カラーを装着します。


【予防】

目やその周囲を常に清潔にし、異常があれば、早めに治療します。


ほこりやシャンプーが目に入ったら、ほう酸水や生理食塩水で洗眼します。

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